集合住宅のポスト管理

ポストというのは、郵便物や公共料金の請求・領収書など、プライバシーにかかわるものが入れられていく場所。ここについても、管理はしなければなりません。

特に要注意なのが、集合住宅のポストです。あなたのポストには、どれだけチラシが投げ込まれていますか。チラシの数が多ければ多いほど、「誰でもいじれるポスト」というわけです。集合住宅のポストは、住戸の玄関から離れた位置にあるため、ポストに誰か近づいても住人が気づくことはまずありません。

セキュリティがかなりしっかりしているマンションなどであればある程度は安心できるかもしれませんが、まだまだ甘いセキュリティのポストが大半、というのが現状です。できれば鍵ぐらいはつけておきましょう。

また、特にマンションの高層階ともなると、外に出るのもひと手間なので、普通よりもポストのチェックはおろそかになりがちです。通勤や買い物などで外出した帰りの機会には、逃さずチェックをするようにしましょう。

あと、請求書など、定例で来る郵便物などについては、「毎月だいたいいつごろ来るのか」を認識しておくことも大切です。もし、いつもなら来ているはずのものが来ていない、というような場合は、抜き取られた可能性があるということです。

また、旅行などで家を数日空ける際に新聞配達を止めておく、というのはよく知られた手段ですが、もうひとつ、郵便物についても配達をストップしてもらうことができます。「不在届」を出せば、一定の期間は預かってもらえますので相談してみましょう。

しかし、たとえこれらの対策をきちんとやったとしても、チラシなどが溜まったまま放置されていては「留守」だということがまる分かりです。

特に集合住宅の場合は、チラシの溜まっているポストとそうでないポストの違いが一目瞭然ですから。集合住宅のポストは一般的に一戸建てのポストより小さいものが多いため、こうしたチラシははみ出したままになりやすく、より目立ってしまうのです。

管理人などがこまめに不要なチラシを抜き取ってくれていれば安心ですが、そうでなければ隣人等にチラシを捨ててもらえるよう、頼んでおいたほうがいいでしょう。

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