空き巣のピンポンダッシュ

ピンポンダッシュってご存知ですか。地方によっては「ピンポン逃げ」などとも呼ばれていたようですが、要するに、子供が家のインターホンを「ピンポーン」と鳴らして、ダッシュで逃げるという、ちょっと悪質ですが、くだらない遊びです。

しかし、このピンポンダッシュのすべてが子供の遊びというわけではない、ということを、あなたはご存知ですか?

そう、実は空き巣も、この手を使います。しかし空き巣の目的は当然ピンポンダッシュで遊ぶことではなく、留守かどうかを確かめることです。インターホンを鳴らしたら、家から少しはなれたところで待機、住人が出てくるかどうかをうかがう、というわけです。

空き巣が「留守か在宅か」を判断する要素はいくつかあります。インターホンはその基本でしょう。あとは、電気などのメーターの回り具合、シャッターや窓の開閉状態、郵便受けにたまっている新聞や郵便物などから総合的に判断します。そして慎重な空き巣であれば、インターホンは2度3度鳴らして確認するケースも多いでしょう。

ピンポンダッシュをしょっちゅうする悪質な子供がいると分かっているなら話は別ですが、そうでなければピンポンダッシュは「ひょっとしたら危険信号かも」という程度の意識を持っておいたほうがいいかもしれません。

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